【2026年版】英語・英会話で使える教育訓練給付制度とは?給付額・対象講座・申請方法

英語・英会話スクールの受講費用を「国が補助してくれる制度」があることをご存じでしょうか。それが、厚生労働省の「教育訓練給付制度」です。

この制度を利用すれば、英語学習でも最大で受講費用の20%(最大10万円)などの給付を受けることができます。

厚生労働省の公式情報をもとに、英会話で使える制度の仕組み・給付額と対象条件・申請の流れ・注意点をわかりやすく解説します。

 

教育訓練給付制度とは

厚労省の定義によれば教育訓練給付制度とは、雇用保険の一環として設けられた制度で、労働者のスキルアップや再就職を支援する目的で、教育費の一部を支給するものです。

厚生労働省は次のように定義しています。

働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図るため、指定講座修了時に受講費用の一部を支給する制度

つまり、国が英語学習費用の一部を負担してくれる制度です。

 

英語・英会話でも対象になるのか

もちろん、英語・英会話でも対象になりますが、重要なポイントがあります。

英語・英会話が対象になる条件としては、厚生労働大臣が指定した講座であること、修了要件(出席率・修了試験など)を満たすことが重要なポイントです。

どの英会話スクールでも対象になるわけではなく、「指定講座」であることが必要です。

TOEIC対策講座・ビジネス英語講座・英語コーチング講座 などが該当します:

厚労省の教育訓練給付金講座検索システムで探すこともできます。

 

教育訓練給付の種類と英語・英会話

教育訓練給付には3種類あります。

 

 一般教育訓練給付

英会話で最も利用されています。英語学習目的なら、ほとんどがこの区分です。対象は英会話やTOEIC講座などです。ほとんどの英会話スクール(イーオン、ベルリッツ、ECC、GABA等)が提供している給付金対象コースは一般教育訓練給付金です。

給付率は受講費用の20%で上限は10万円です。

 

特定一般教育訓練給付

英語・英会話の単体では対象は少なく、ビジネス系との複合講座が中心になります。

給付率は最大で50%で、より実務性で就職直結型の講座が多いです。

 

専門実践教育訓練給付

英語単体では対象は少ないですが、MBAや通訳などは対象になる場合はあります。対象は、大学院や専門資格などです。

給付率は、最大で70%(段階的支給)です。

 

被保険者の子供の講座費用

教育訓練給付制度を使って、子ども(被保険者の子供)の講座費用を補助することはできません。教育訓練給付制度は、厚生労働省が定める「雇用保険の被保険者本人の能力開発支援制度」です。対象はあくまで、雇用保険に加入している本人または離職後1年以内の本人となります。雇用保険に加入してる本人のキャリア形成が目的なので、子どもや家族は制度対象外になります。

 

英会話の場合の給付額の具体例

例えば、受講費が50万円であれば、給付額は上限の10万円となり、受講費が30万円であれば、給付額は6万円となります。安い講座ほど得というよりは、一定額以上で上限に達する仕組みになっています。

 

受給条件(要件)

重要な点としては、次の受給条件を満たす必要があります。

 

雇用保険の加入期間

初回は1年以上ですが、2回目以降(2回目以降の利用の場合)は通算3年(満3年以上)以上が必要です。

 

離職者の場合

離職後1年以内なら対象になります。1年を超えると対象外です。離職してから1年以内(適用対象期間の延長がある場合は最大20年以内)であれば、現役で働いていなくても受講可能です。

 

その他

修了条件(出席率・試験)を満たすことも要件で、必ず、スクールではなく、ハローワークで手続きをしなければなりません

 

申請の流れ

 

講座を選ぶ

「教育訓練給付制度対象講座」で検索しますが、必ず指定講座か確認します。スクール独自のコースすべてが対象ではありません。特定の「給付金対象コース」として認可されている必要があります。

厚労省の教育訓練給付金講座検索システムで探すこともできます。

 

受講・修了

出席率や課題をクリアしなければなりません。コースを修了すると、スクールなどから「教育訓練修了証明書」や「領収書」が発行されます。

 

ハローワークで申請

必ず、ハローワークで申請しなければなりません。

必要書類は、修了証明書・領収書・申請書などです。受講修了日の翌日から起算して1か月以内に、ハローワークで手続きを行います。これを過ぎると1円ももらえないため、期限厳守です。

 

給付金受給

給付金が入るのは後で後払いです。立替払いが必要なこともポイントです。

 

 2026年最新の制度改正

2024年10月以降、制度が強化されています。特定一般・専門実践の給付率がアップされて、
リスキリング支援が強化されています。今後は「英語+職業スキル」の講座が有利になる流れです。

 

 ご参考

英会話スクールで教育訓練給付を利用する場合の重要なポイント

教育訓練給付金の電子申請についてe-Govで申請する

英語学習の厚労省や自治体が支給する給付金や補助金について詳しく解説

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