幼児英語でまず伸ばすべき力は?英語の耳と好きになる心を育てる

「幼児英語を始めるなら、まず何を伸ばせばよいのでしょうか」「単語を覚えることが先なのか、話せるようにすることが先なのか、よくわかりません」「英語の歌や動画を見せているけれど、何の力が育っているのか見えにくくて不安です」。このように感じている保護者の方は少なくありません。

子どもに英語を身につけてほしい。でも、幼児期の英語は学校の勉強のように「この順番で覚えればよい」と見えにくいものです。何を目標にすればよいのかがわからないと、今やっていることに意味があるのか不安になりやすいですよね。

幼児英語でまず伸ばしたいのは、単語をたくさん覚える力や、すぐに英語を話す力ではありません。最初に大切にしたいのは、英語の音やリズムを自然に受け取る力と、英語を楽しいものとして受け止める気持ちです。英語の音やリズムに慣れ、英語をこわがらずに触れられることが、その後の学習の土台になります。

幼児期の英語は、早く成果を見せるためのものではありません。この時期に育てたいのは、英語の音に慣れること、英語のリズムを心地よく感じること、英語を聞いても身構えないこと、そして「また聞きたい」と思えることです。

単語力や会話力も、もちろん大切です。ただし、それらは土台があってこそ伸びやすくなります。幼児期はまず、英語を自然に受け取れる状態を作ることから考えると、家庭での迷いが少なくなります。

幼児英語でまず伸ばしたいのは、英語の耳と前向きな気持ちです

幼児英語で最初に伸ばしたいのは、英語の音を自然に聞ける力と、英語に前向きに触れられる気持ちです。この2つは、あとで単語を覚えるときも、話すときも、読むときも、すべての土台になります。

大人は英語というと、単語力、会話力、文法力、発音といった目に見える力を先に考えがちです。でも、幼児期はその前の段階です。ことばはまず、聞く、慣れる、くり返す、好きになる、という流れで土台が作られていきます。

つまり、幼児英語では「何をどれだけ知っているか」より、英語を自然に受け取れる状態を作れているかが大切です。英語を聞いてもこわがらない、英語の歌を楽しめる、好きな場面をくり返し見たがる。こうした姿も、幼児英語では大切な成長です。

単語力より先に、英語の音に慣れることが大切です

保護者の方が気にしやすいのは、どれだけ単語を覚えたか、どれだけ英語を話したかです。ただ、幼児期はそこを急ぎすぎないほうが、英語に自然に入りやすくなります。

その理由は、英語がまず音のことばだからです。日本語と英語では、音の種類やリズムがかなり違います。幼児期は、その違いを大人より柔らかく受け取りやすい時期です。

この時期に英語の歌や短い会話に触れることで、子どもの中には少しずつ英語らしい音、英語らしいリズム、英語らしいイントネーションがたまっていきます。これは外から見えにくい力ですが、とても大切です。

英語の音に慣れていると、聞いた音をまねしやすくなったり、英語の歌に入りやすくなったり、あとで聞き取りに取り組むときの抵抗感が少なくなったりします。反対に、音に慣れていないまま意味や暗記ばかりを急ぐと、英語が「覚えるもの」になりやすく、ことばとしての自然さが入りにくくなることがあります。

英語の耳とは、英語を違和感なく受け取る力です

「英語の耳」と言われても、少しあいまいに感じるかもしれません。幼児英語でいう英語の耳とは、英語の音を違和感なく聞けること、英語のリズムや強弱をなんとなく受け取れること、歌や短いやり取りを自然にまねしやすいことです。

これは、意味を完全に理解しているかどうかとは別です。幼児期は、意味より先に、音やリズムへの慣れが育ちやすい時期です。

日本語も、最初は音としてたくさん浴びてから少しずつ意味がつながっていきます。英語も同じように、まずは音を受け取れることが大きな土台になります。

英語を好きでいられることも、大切な力です

幼児英語でまず伸ばすべき力として、もうひとつ大切なのが、英語を好きでいられることです。

これは英語学習の中で軽く見られがちですが、実はとても大きな意味があります。子どもは、好きなものなら何度でもくり返します。好きな歌はまた聞きたがる。好きな映像はまた見たがる。好きなフレーズは何となく口にする。この「またやりたい」が、ことばの吸収を支えています。

反対に、英語が難しいもの、つまらないもの、やらされるもの、答えなければいけないものになると、自然な吸収の流れが止まりやすくなります。

幼児英語でまず大切なのは、英語を学ばせることより、英語とよい関係を作ることです。それが長い目で見ると、いちばん強い力になります。

最初に急がなくてもよい力もあります

幼児英語では、単語力や会話力を否定する必要はありません。ただし、最初からそこだけを目標にしすぎると、英語が重たくなることがあります。

急ぎすぎなくてよいこと まず大切にしたいこと
単語をたくさん暗記すること 英語の音やリズムに楽しく触れること
すぐに英語を話すこと 聞いて、慣れて、ためる時間を作ること
毎回意味を理解すること 歌や場面の中で自然に受け取ること
正しく発音させること 英語の音をこわがらずにまねできること

英語の歌や会話の中で、単語やフレーズは少しずつ入っていきます。ただ、それを覚えさせる、答えさせる、言わせることが主目的になると、幼児期には負担になりやすいです。

まず音に慣れる。次にフレーズや表現がかたまりでたまる。そのあとで、必要に応じて話す、読む、書くへ広がっていく。幼児期は、この流れで考えるほうが自然です。

優先順位を間違えると、英語が負担になりやすい

幼児英語で最初に伸ばす力を間違えると、英語が入りにくくなることがあります。たとえば、音やリズムに慣れる前に単語を覚えさせようとしすぎると、英語が楽しいことばではなく、知識の確認になりやすいです。

また、「英語を見ているのに話さない」と不安になり、話させようと急ぎすぎることもあります。でも、言語はまず聞いて、ためて、それから出てくることが多いです。出力だけを急ぐと、子どもは英語そのものより「うまく言えるか」を気にするようになります。

意味を理解させようとしすぎることにも注意が必要です。「今なんて言ったの?」「どういう意味?」と毎回確認すると、英語を楽しむより答えることが中心になってしまいます。幼児期は、映像や場面から少しずつ理解していく力もあります。全部をすぐに説明しなくても大丈夫です。

年齢に合わせて、まず伸ばしたい力を考えましょう

0歳から6歳といっても、成長のしかたはかなり違います。年齢ごとに「まず伸ばしたい力」がどう見えるかを整理しておくと、家庭でも取り入れやすくなります。

0歳〜1歳ごろ|音とリズムに触れる時期

この時期は、意味理解よりも音とリズムです。まず伸ばしたいのは、英語の音を自然に浴びることです。

しっかり見ていなくても、やさしい歌や英語の会話が流れているだけで、英語の音に触れる時間になります。「ちゃんと理解していない」と心配しすぎなくて大丈夫です。

1歳〜2歳ごろ|まねの土台が育つ時期

1歳から2歳ごろは、音のまねの土台が育ち始める時期です。同じ歌、同じ場面を好むことがあります。

ここで伸ばしたいのは、好きな英語にくり返し触れること、英語の音を心地よく感じることです。親が一緒に楽しみ、少し反応したら喜ぶくらいの関わり方が合いやすいです。

2歳〜3歳ごろ|反応やまねが出やすい時期

2歳から3歳ごろは、ことば全体が大きく伸びやすい時期です。英語も日本語も、場面と一緒に受け取りやすくなります。

英語を聞いて反応する、歌やフレーズをまねする、楽しみながらくり返す。こうした力が育ちやすい時期です。

3歳〜4歳ごろ|理解が伸びても、正解を急がない時期

3歳から4歳ごろは理解力が伸びてきますが、ここでも最優先は正解を言えることではありません。

英語を聞いて意味を少しずつつかみながらも、「楽しい」「また見たい」という気持ちが残ることが大切です。意味を聞きすぎたり、答えを求めすぎたりしないようにしたい時期です。

5歳〜6歳ごろ|アウトプットの芽が見えやすい時期

5歳から6歳ごろになると、音の蓄積がある子は、少しずつアウトプットの芽が見えることもあります。ただし、話さない子でも問題ありません。

この時期も、まず大切なのは英語の音への慣れ、英語を嫌がらないこと、知っているフレーズへの安心感です。そのうえで、必要に応じて文字や読みへ広げていくのが自然です。

家庭では、英語の歌や短いやり取りをくり返す

英語の耳と、英語を好きでいられる心を伸ばすには、家庭で何をすればよいのでしょうか。難しく考えすぎる必要はありません。

幼児英語では、長い説明より、短い歌や短いやり取りのほうが入りやすいです。同じものをくり返しても大丈夫です。むしろ、その反復が土台になります。

長時間より、短くても何度も触れられることが大切です。朝の準備中、帰宅後の数分、車の中など、生活の中に少しずつ英語を入れると、無理なく続けやすくなります。

親は、毎回意味を確認しすぎなくても大丈夫です。子どもが英語の音や流れに集中できるように、楽しんでいるかどうかを見守るくらいで十分です。

子どもの好きなものを大切にする

同じ歌ばかり聞きたがる、同じ映像ばかり見たがる。大人は「またこれ?」と思うことがあります。でも、子どもにとっては、そのくり返しが安心であり、学びでもあります。

好きなものには何度も触れるので、結果的に音やフレーズがたまりやすくなります。幼児英語では、新しいものを次々に見せることより、子どもが気に入ったものを安心してくり返せることのほうが合っている場合があります。

体を揺らす、笑う、音をまねする、一部だけ口にする。こうした小さな反応も、見えにくいけれど大切な成長です。

車の中や送り迎えの時間は、英語の耳を育てやすい場面です

幼児英語でまず伸ばしたいのが英語の耳なら、車の中や送り迎えの時間はとても使いやすいです。

車の中では、毎日同じような流れで英語に触れやすく、子どもも座ったまま英語の歌や会話を聞きやすいです。親がずっと説明しなくても続けやすいことも、家庭英語として取り入れやすい理由です。

英語の音に慣れるためには、特別な勉強時間より、生活の中でくり返し英語に出会えることのほうが向いています。保育園や幼稚園の送り迎え、買い物などの移動時間を使えるのは、家庭英語の大きな強みです。

教材や動画は、くり返しやすさで選ぶ

幼児英語で使う教材や動画を選ぶときは、新しい内容がたくさんあることよりも、子どもが安心してくり返し見られることを大切にしたいです。

英語の耳は、一度聞いただけで育つものではありません。好きな歌、好きな場面、好きなフレーズに何度も出会うことで、少しずつたまっていきます。

毎回違う内容へ広がりすぎるより、子どもが気に入ったものを落ち着いてくり返せる環境のほうが、幼児期には合いやすいことがあります。親が毎回内容を選び直さなくてもよいことも、家庭で続けるうえでは大切です。

親が英語を話せなくても、最初に伸ばしたい力は育てられます

「英語の耳を育てるといっても、親が英語を話せないと無理では」と感じる方もいるかもしれません。でも、幼児英語で最初に伸ばしたい力は、親が英語を教え込まなくても育てられます。

必要なのは、英語に触れられる環境を作ること、楽しめる空気を作ること、親が無理をしすぎないことです。

英語の歌を一緒に聞く、楽しそうなら一緒に笑う、少しまねしたら喜ぶ、嫌がる日はやめる。これだけでも十分です。

親が先生になる必要はありません。むしろ、親の役目は英語をこわくしないことに近いです。英語と子どもの間にある緊張を少なくするだけでも、家庭英語では大きな意味があります。

幼児英語は、英語の音と心地よく出会うことから始まります

幼児英語でまず伸ばすべき力は、英語の音を自然に受け取る力と、英語を好きでいられる気持ちです。単語力や会話力も大切ですが、それらはこの土台の上に育っていきます。

最初に育てたいのは、英語のリズムやイントネーションに慣れること、英語を聞いてもこわがらないこと、英語を楽しいものとして受け取ることです。

土台がないまま急ぐより、まずは英語を自然に受け取れる状態を作ることのほうが、長い目で見て強いです。幼児期の英語は、早く結果を出すことより、あとで伸びやすくなる入口を作る時間だと考えると、家庭での迷いも減りやすくなります。

最初に伸ばしたい力を育てやすい教材を選ぶなら

教材を選ぶときも、単語数の多さや難しい内容より、子どもが英語の音にくり返し触れられるか、楽しみながら続けられるかを見てあげると選びやすくなります。

家庭で幼児英語を進めるなら、短時間でも見やすく、歌と会話が入っていて、子どもがくり返し見たくなる教材は取り入れやすいです。親が英語を教え込まなくても使いやすく、車の中や家の中で続けやすいことも大切です。

こうした条件に合う教材を探しているご家庭には、Goomies ENGLISH FOR KIDSも検討しやすい選択肢のひとつです。

Goomies ENGLISH FOR KIDSは、1話約3分の短い構成で、アニメ・英単語・歌を通して英語に触れられる幼児向けDVDです。全30話、合計約90分の内容を、子どものペースに合わせて少しずつくり返し見ることができます。

歌、会話、リズムのある映像を通して、幼児期にまず育てたい英語の耳と、英語を好きでいられる気持ちを、家庭の中で無理なく育てやすい作りです。

幼児英語で大切なのは、最初からたくさん覚えさせることではありません。英語の音と心地よく出会えること。その積み重ねが、将来の英語学習の大きな土台になっていきます。

一覧へ戻る

関連する商品

ショップガイド