
自宅で外国人講師などと英語で会話できるオンライン英会話は、送迎の必要がなくて、好きな時間にレッスンを受けられる便利な学習方法ですが、子供の年齢や性格によっては、オンライン英会話だけでは学習しにくいこともあります。
幼児の場合、画面を見ながら一定時間集中すること、講師の英語を聞いてすぐに答えることが負担になる場合がありますし、オンライン英会話の時間だけ英語を使っても、レッスン以外で英語に触れる時間が少なければ、十分な学習につながらないことも考えられます。
オンライン英会話だけでは英語に触れる時間が限られる
オンライン英会話では、1回25分など、決められた時間に講師と英語で会話しますが、英語を身につけるためには、レッスン時間以外にも英語を聞いたり、読んだり、口に出したりする機会が重要です。
例えば週2回、25分ずつレッスンを受けた場合、1週間のオンライン英会話は合計50分です。これだけでは、英語に触れる時間としては決して多くありません。
そこで、オンライン英会話とは別に、英語の歌を聞く、DVDを見る、英語絵本を読む、英単語を覚えるとか、フラッシュカードで遊ぶといった学習を家庭で取り入れる方法があります。
英語伝では、幼児向けDVDや英語絵本、フラッシュカード、英語音声付き教材などを取り扱っています。
「会話」と「インプット」を分けて考える
オンライン英会話は、覚えた英語を実際に使う「アウトプット」の場として活用できますが、英語教材は、家庭で繰り返し英語を聞く「インプット」の場として使えます。
例えば、英語教材で聞いて → 覚える → オンライン英会話で使ってみるということをすれば、それぞれの特徴を生かすことができます。
幼児には画面越しのレッスンが難しい場合がある
大人にとっては、パソコンやタブレットの画面を見ながら会話することはそれほど難しくありませんが、幼児の場合は、「先生が何を言っているのかわからない」「画面の前に座っていられない」「英語よりもパソコンの操作が気になる」といったことがあります。
英語を始めたばかりの子供にとって、知らない英語を聞きながら画面越しに答えることは、意外とハードルがありますので、幼児期には必ずしも「会話形式のレッスン」だけが英語学習ではありません。
例えば、英語の歌やアニメーション、絵本などを使って、まず英語の音に親しむ方法もあります。
英語伝では、0~3歳、4~6歳など年齢別に英語教材を取り扱っており、英語を「勉強」として始める前に、歌や映像などを通じて英語に触れる教材も用意されています。
子供によって講師との相性がある
オンライン英会話では、講師との相性も重要です。子供が、「先生の話す英語が聞き取りにくい」「質問されると緊張する」「先生と話すのが恥ずかしい」ということであれば、、せっかくのレッスンでも積極的に話せないことがあります。
オンライン英会話では講師との相性が学習の継続に影響する可能性があるということです。
その点、DVDやCD、英語絵本などの教材なら、子供が自分のペースで何度でも繰り返せます。
「今日はここまで」と子供自身が止めることもできますし、気に入った歌やストーリーだけを何度も繰り返すこともできます。
英語の基礎がないと「会話」が難しいこともある
オンライン英会話の大きな特徴は「英語を話す」ことですが、英語をほとんど知らない子供の場合、講師から英語で質問されても、そもそも何を答えればよいのかわからないことがあります。
そこで、先に英単語や基本フレーズを覚えておくと、オンライン英会話をより活用しやすくなります。
英語伝で取り扱っているOxford University Pressの「Let’s Go」シリーズは、イラストを使いながら英単語や会話表現を学び、実際の会話で使えるフレーズを段階的に学習できる教材です。さらに、音声、動画、ゲームなどのオンライン学習コンテンツも用意されています。
教材で覚えてオンライン英会話で使うという学習方法も考えられます。
オンライン英会話は「時間を決めて学習」する必要がある
オンライン英会話は、基本的に予約した時間にレッスンを受けますので「今日は眠い」「今日は遊びたい」「今日は気分が乗らない」という日でも、予約時間になればレッスンを受けることになります。
もちろん、規則正しく学習できるというメリットでもありますが、家庭用の英語教材なら、子供の状態に合わせて柔軟に学習できます。
英語伝では、英語DVD、英語絵本、フラッシュカード、フォニックス教材など、さまざまなタイプの教材を取り扱っています。
画面を見る時間が増える
オンライン英会話では、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの画面を使用します。
英語学習そのものが問題というわけではありませんが、子供の場合は英語学習以外のデジタル機器の利用時間も含めて考えることが大切です。
文部科学省は、児童生徒がICT端末を使う際の健康への配慮として、「30分に1回はタブレットから目をはなそう」「ねる前はタブレットを使わないようにしよう」などのポイントを示しています。
また、WHO(世界保健機関)は5歳未満の子供について、座ったまま画面を見る時間を減らし、身体活動や睡眠を確保することを推奨しています。2歳児の座位でのスクリーンタイムは1日1時間以内、3~4歳児も1日1時間以内としています。
特に幼児の場合は、オンライン英会話=英語学習だから、画面時間を気にしなくてよいと考えるのではなく、1日の生活全体でバランスを取ることが重要です。
OECDも「デジタル学習=常に効果的」とはしていない
海外の調査・研究でも、子供のデジタル機器利用については、単純に「長く使うほど悪い」「デジタルなら効果が高い」とは考えられていません。
OECDは、子供のデジタル活動について、利用時間だけでなく、どのようなコンテンツを、どのような状況で、どのように利用するかが重要だとしています。
特に幼児については、受け身で過度なスクリーン利用が、家族との会話、読書、創造的な遊びなど、より有益な活動を置き換えてしまう可能性が指摘されています。
一方で、教育的なコンテンツを大人と一緒に利用したり、画面の内容について会話したりすることで、言語発達を支える可能性もあります。
「オンラインだから悪い」のではなく、「何を、どのように使うか」が重要ということです。
文部科学省が考える小学校英語は「聞く・話す」だけではない
文部科学省の小学校外国語教育では、外国語を通じて言語や文化について体験的に理解し、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てることが重視されています。
また、現在の文部科学省の外国語教育に関する資料では、ICTの活用も扱われています。つまり、デジタル教材やICTを排除するのではなく、教育目的に応じて適切に活用することが基本的な考え方です。
オンライン英会話は、この中でも特に「聞く・話す」の実践に向いていますが、英語教材を使えば、歌、絵本、単語、フォニックス、リーディングなど、別の学習を補うことができます。
英語伝の教材なら「オンライン英会話の前段階」にも使える
英語伝では、子供の年齢や目的に合わせてさまざまな教材を取り扱っています。例えば幼児向けには、英語の歌やストーリーを楽しめるDVD、英語絵本などがあります。
小学生向けには、英単語や英語音声に触れられる教材、英語絵本、英検関連教材などがあります。
また、Oxford University Pressの「Let’s Go」シリーズでは、イラストを見ながら英会話表現を学び、ネイティブ音声、動画、ゲームなどを使って予習・復習することもできます。
子供の英語学習を考えるとき、「オンライン英会話と英語教材、どちらがいい?」
と考えてしまいがちですが、必ずしも二択にする必要はありません。
例えば、幼児なら英語DVDや英語絵本、歌などで英語に親しむことから始め、小学生になってからオンライン英会話を取り入れる方法があります。
反対に、すでに英語に慣れている子供なら、オンライン英会話を中心にしながら、足りない部分を教材で補う方法もあります。
幼児の場合であれば、英語の歌・DVD・絵本で英語の音に慣れて、簡単な単語やフレーズを覚え、必要に応じてオンライン英会話という方法が考えられます。
また、小学生の場合であれば、英語教材で単語・フレーズ・文型を学び、音声で繰り返し練習をしてオンライン英会話で実際に話すという学習方法もあります。




